オメガ3は花粉症に効くのか?
花粉症とオメガ3
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近年のアレルギーの症状の悪化には、アレルギーの原因となる花粉や化学物質などのアレルゲンが増えたことに加え、摂取する脂質(オメガ6系とオメガ3系)のバランスが悪くなっていることも影響しています。
オメガ6系脂肪酸と、オメガ3系脂肪酸から誘導される生理活性物質は作用が異なり、オメガ6系脂肪酸から作られる生理活性物質は、免疫反応を激しくする他、動脈壁にプラークを作り、血栓を形成し、心血管系の病気を増やし、発がんのリスクを高めるとも言われています。
一方、オメガ3系脂肪酸であるα‐リノレン酸を基にして、体内で生成されるEPAからは、炎症、アレルギーを抑制する生理活性物質が生成されます。
今回はオメガ3の摂取量が花粉症に関係するかどうかを調べた研究は見つけることができませんでした。
花粉症と乳酸菌に関する研究は腐るほどあるのに(ヨーグルトやヤクルトなどの乳酸菌を含んだ商品を売る会社が積極的に資金を出すため)、オメガ3では研究しようということにはならないんですかね。
「漁業協同組合 」なんかが研究資金を出して、「花粉症の根本治療にはみんなで刺身をもっと食べよう!」とか宣伝すれば、もっと魚が売れるのに。
まとめ
今回冒頭で紹介した言葉は一人の医師の見解です。
僕はこの見解に賛成で、戦後に増えた花粉症などのアレルギー疾患(喘息・アトピーなど)・自己免疫疾患・がん・生活習慣病には強くオメガ3が関係していると考えます。
なぜなら、戦後になんで病気が増えたのか考えると「戦後に病気が増えた⇒増えたという事は何かが変わったはず⇒戦後に何が変わった⇒僕らの体を作る食べる物が変わった⇒食の西洋化・添加物・農薬・遺伝子組み換えの摂取量が激増」となるからです。
戦後にスギをいっぱい植えたから花粉の量が増えたのが原因とかいう話は、他の花粉症の説明がつきませんし、他のアレルギーの激増の説明も付きません。
花粉の量や大気汚染の問題も一因としてはあるでしょうが、受け手である我々の体の変化を考えないというのはありえない話かと思います。
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